
森村金属 関東工場 2007back >>
主要用途 工場
分類 Factory
構造・規模 S造 1F 1128.93㎡
掲載誌 建築ジャーナル0804(NO.1135)
アルミロールフォーミング加工の工場である。
大スパンをとばすことが出来る鉄骨吊構造を採用。主要部材は外部に配置された4本のメインポストとテンション材、必要最低限の梁、屋根・壁に使用された厚さ1ミリのスチール製折版のみである。これにより、生産ラインのメインフロアーは21m×45mの無柱空間を実現し、工場としての機能性と関東の生産拠点としての特長ある外観を獲得している。メインの工場部分に対し、事務室や会議室、食堂などの機能は折版のみで作られたカプセル空間として付加し、それぞれが必要とする機能とスペースに対し、構造形式が明快に呼応している。また、ローコストの工夫は、構造、仕上、設備全般に及んでいる。
